片想い

片想い表紙 LGBTQ図書
片想い
こんにちは。スタッフのTです。
今回は、東野圭吾さんの『片想い』という本を紹介します。
この物語は、元帝都大アメフト部員の哲郎が、10年ぶりに再会した、元「女子」マネージャーの日浦美月から、自分は男性であり、殺人を犯してしまったという告白を受けることから始まります。

哲郎と、妻で同じく元マネージャーであった理沙子は、美月をかくまうことを決め、美月が関わったという殺人事件の真相を知ろうと駆け回ります。2人は美月を守り抜くことができるのでしょうか?

葛藤を抱えながら、自分らしく生きたいと願う大切な人を守り、その願いを叶えようとする登場人物たち。東野圭吾さんが描く壮大で複雑なミステリー作品ですが、事件の全貌が浮かび上がってくるにつれて、ジェンダーとは何なのか、性別とは何なのかについて深く考えさせられる一冊です。

センターにお越しの際は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

毎月寄付応援する
English