性別「モナリザ」の君へ。

漫画 性別「モナリザ」の君へ。 LGBTQ図書
2023年2月28日

性別「モナリザ」の君へ。

性別「モナリザ」の君へ。
こんにちは。スタッフのKです。
今回は、「性別「モナリザ」の君へ。」を紹介します。

この本で描かれる世界は、人間は無性別で生まれ、12歳を迎える頃に自分がなりたい性へと変化していき、14歳になる頃には男性か女性へと姿を変えていきます。
しかし、主人公は18歳になっても無性別のままです。同い年の幼馴染2人は、1人は男性になり、もう1人は女性になりました。
そして主人公が、その2人に告白されることから物語は動いていきます。

一見すると恋愛ストーリーに思われますが、現代の様々な問題に落とし込める描写もあるため、性別とは何かと考えさせられる作品です。

また、タイトルに用いられている「モナリザ」はレオナルド・ダヴィンチ作の「モナリザ」からきています。
主人公の無性別な症状も、作品のなかでは「準モナリザ症候群」という名前が付けられています。なぜ「モナリザ」なのでしょうか。
また、幼馴染2人から告白された主人公は今後どのような選択をするのでしょうか。

センターに来た際は、ぜひお手に取ってみてください。

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