こんにちは、スタッフのNです!
今回ご紹介するのは、
レイチェル・ブライアン:著/ 中井 はるの:訳
『子どもを守る言葉『同意』って何? YES、NOは自分が決める!』
です。
この書籍では大丈夫なこととイヤなことの境界線「バウンダリー」を自分で決めること、自分のことは自分で決めることができること「自己決定権」を中心において、「同意って何?」ということをやさしい言葉で教えてくれます。
バウンダリーは個人個人で、あるいは時と場合によって異なるので、コミュニケーションの中でお互いに相手が何に同意しているのか、
・相手に伝えること
・相手の言うことを丁寧に聞くこと
・一度決めたことでも変わっていいこと
など、大切なことがイラストや具体例を使って書かれていて、とてもわかりやすいです。
インターネットや新しい技術などでコミュニケーションやわたしたちを取り巻く社会は日々目まぐるしく変化していきますが、どんな環境下でも「同意」「自己決定権」「バウンダリー」という概念は、家族や友人、恋愛や性的同意などさまざまな人間関係において、子どもに限らず誰もが誰を相手にする時にも尊重されるべき基本的でとても重要なことだと思います。
是非この本をきっかけに「同意」について考えてみてください!